変性について
・蛋白質変性
a?cは最も単純な蛋白質変性をステージ別に分類したもので、3種合わせて水腫変性と呼んでいる。
a.混濁・腫脹:細胞小器官が膨らむ
b.顆粒変性:小器官が顆粒として識別出来るようになる
c.空胞変性(水腫瘍変性):小器官がもっと膨らんだ状態
尿酸塩沈着症:蛋白質の分解産物(プリン塩基の分解産物の尿酸)なので、高尿酸血症を蛋白質の変性に入れる。
・脂肪変性
血液中の脂質が吸収・沈着し変性をもたらす
脂肪肝:肝細胞に脂肪が沈着したもの
アテローム動脈硬化症:脂肪が血管内壁に沈着し、内皮細胞に栄養・酸素が供給されず壊死に陥る。この外観がアテローム(粥状)に見える。
・変性には直接関係がないがもう一つの動脈硬化症
中膜非行型動脈硬化症:中膜→平滑筋の層。高血圧が原因で金属疲労し中膜に破壊が起こり、そこに結合組織が入り込むみ硬くなり・もろくなる。
・糖原変性:糖原変性を起こる代表的なものは糖尿病である
糖尿病以外の糖代謝異常を糖原病という。
糖尿病:糖の利用障害である。通常は、インスリンの作用により効率的に利用される。血管・肝臓・神経細胞は、インスリンとは関係なく糖を取り込む。そして、他の細胞は飢餓になる。糖原変性と、飢餓が混在する病気である。
・糖尿病性ニューロパシー(神経障害)
:高血糖になれていた神経が糖尿病の治療をして血糖を下げると神経が文句をいいしびれ・麻痺だ出る。
・低血糖発作:脳肝が高血糖になれていた状態から下がると文句を言い出す。
・無機質変性
1.石灰(カルシウム)変性:
a.吸収量が増加したため、胃腸の粘膜・腎臓に吸収により増量する。
b.他の理由で壊死した細胞・組織にCaが沈着する
・Caの単純なとり過ぎは考えにくいが、とり過ぎる理由は、?通常、考えられないようなビタミン(Ca摂取に必要)を 体内に入れること。
2.パラソルモンの分泌異常:骨・歯はもろくなるが血中Ca量が増し、沈着する。
《おまけ》
授業中に脱線した関連の話。
糖尿病について
糖尿病は2種に分けられる
a.インスリン依存性糖尿病:?型糖尿病。この疾患になるとインスリンを投与するしかないという病気。
膵臓の摘出、膵臓ランゲルハンス島炎(自己免疫疾患で、ランゲルハンス島を破壊)、インスリンを免疫系が破壊する病気などで、インスリンの絶対的な量不足。
b.インスリン非依存性糖尿病:?型糖尿病。病気になったからといって必ずしもインスリンを使わなくてもよい病気。生活習慣病の一つの糖尿病。軽症な人は、食事・運動療法で治療可能。中度は、血糖降下剤、重度はインスリンを投与する。
・良く間違えやすいのは、インスリンを打たなければいけない糖尿病はインスリン依存型、インスリンを打たなくてもよいのが非依存型と間違えやすいが、生活習慣病の糖尿病(?型)は非依存型。
結石について
結石は変性と関係がないがCaと関係が深いのでここで述べる
結石:管腔内に硬い固形物が生じること。
何処で出来たかという分類
例:尿道結石、胆道結石(胆管胆石・胆嚢内胆石・肝内胆石・肝外胆石)、糞石、膵石、歯石
何で出来たかという成分による分類
例:胆石→ビリルビン石、コレステロール石、膵石→蛋白石
結石が出来る条件
・分泌物・排泄物の鬱滞・濃縮
・カルシウム濃度の上昇
・核になるものの存在
結石の治療法
「石は溶かして緩めて押し流せ」
結石溶解剤で石を溶かし、管(胆管・尿管など)を緩め、利尿剤などで流す。
疝痛発作:結石がつまって激しい痛みが出ること
サイレントストーン(無症候性胆石):胆嚢に胆石が出来た場合症状を表さない。結石は詰まる事により症状を表すというよい例。