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出血について

出血(ヘモラージ)
出血:血液の全成分が血管外に出ること。実際には、赤血球が血管外に出ることを出血という。(赤血球が血液成分の中で一番大きいから)
白血球の遊出:白血球が、細胞をくねらせ血管外に出ること

 出血のメカニズムによる分類
a.破綻性出血:血管が破綻して出血するもの
 破綻:敗れて、正常な働きを失うこと

b.漏出(漏出性出血):血管壁に問題があり血管内に血液を維持できなくなり、血液成分が漏れ出る。
鬱血により浮腫が起こるのは漏出が原因。ただし、鬱血による浮腫では赤血球まで出ることはまず考えられない。

c.滲湿性出血:血管から血液成分が能動的に出て行くこと。滲湿の原因はほとんどが炎症である。

・原因による分類
外傷によるもの
高血圧によるもの(脳出血など)

・出血を起こした血管の種類による分類
a.動脈性出血:鮮紅色の血液が太い動脈の場合、脈を打つように出血する。
b.静脈性出血:暗赤色の血液が緩やかに持続的に出る。
c.毛細血管性出血:何処からともなく血液がにじみ出る。

・出血が体組織の内か外かによる分類
外出血:体外に出血する
内出血:体内に出血する
 内出血には、2種類ある
  a.組織内・組織間隙に出血する場合
  b.体腔内に出血する場合
☆呼吸器からの出血は喀血、消火器からの出血は吐血

・出血の結果
急激な出血はショックを起こし死をもたらすこともある。1/3以上の出血は確実に死にいたる。
・心タンポナーデ:心嚢内に出血し、心嚢内圧が高まり弛緩できなくなりポンプの役割ができなくなる。
・出血が持続的に続く場合、鉄欠乏性貧血の危険因子になる。

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