細菌感染その有無の判断と抗生物質の投与
□細菌感染その有無の判断と抗生物質の投与
・症状:40℃近い発熱が続く
・子供の場合扁桃炎が目安となる
・検査により細菌感染を裏付けるデータが出る
・漿液性の鼻汁から膿性の鼻汁に変わる(鼻粘膜に細菌感染が起こったから)
・膿性痰になる。(気道に細菌感染が起こったから)
・病理学的に見た細菌感染症の病変としての特徴:化膿性炎、膿
・概観:薄い黄色から緑黄色
・性徴:粘稠性がある。粘稠性は、膿に含まれる蛋白質分解酵素の量で決まる。少ないほど粘稠性が高くなる。
蛋白質分解酵素の大部分は、白血球の体内、一部は破壊された組織の細胞内にあったもの。
膿は、沈澱部と上澄みの部に分かれる。上澄み部を膿清、沈澱したものを膿球という。
膿球の大部分は、壊死した好中球である。その他の細胞の死骸、破壊された組織の破片など。
膿の色は、原因となった細菌による。
液状の膿を膿汁という。固まっている物を膿瘍という。
結核菌が作った膿瘍は冷膿瘍(寒性膿瘍)という。
概観は、透明から、やや白色程度で、粘稠性が低い。炎症の5大徴候が乏しい。
粘稠性が少ないので重力に従って流れることがある。(流注膿瘍)