内因性の疾患について
古典的な内因による疾患は、染色体や遺伝子による疾患、内分泌系による疾患、免疫異常による疾患、心意性の疾患が内因による疾患である。
染色体疾患・遺伝子疾患…染色体や遺伝子が異常をきたし親から子へ伝わっていく疾患。
染色体…核の中に染色糸があり、細胞分裂の際に染色体に変わる。
遺伝子(DNA)…染色体は、22対の常染色体と2本の性染色体からなり、4つの塩基(アデニン・クワニン・チミン・シトシン)からなる遺伝情報のこと。
多くの疾患は、遺伝的要素の有因になっている物が多い。
内分泌疾患
内分泌…導管を持たずに直接血液中に分泌すること。分泌物をホルモンという。
ホルモン過剰症と、欠乏症がある。ホルモンの過剰症は、ホルモン剤の副作用と全く同じ症状が現れる。
例:副腎皮質からコルチゾールが分泌されている。種類は、ステロイドホルモンである。過剰症の代表にクッシング症候群があるが、ステロイド剤の副作用と同じ症状が出る。欠乏症には、アジソン病があるが、ステロイド剤を治療薬に使う。
ホルモンの過剰症の原因は、腫瘍による物が圧倒的に多い。
腫瘍以外にも、ホルモンを勝手に作って過剰症を招く病気でバセドー病がある。このような場合は、ホルモンの疎外薬を使う。
不足症の原因で多いのは、以前は圧倒的に結核であった。近頃は、結核に変わり、自己免疫疾患が考えられている。
自己免疫疾患…細胞が自分の組織を敵と間違え破戒してしまう。慢性関節リウマチなど。SLE(全身性エリテマトーデス)など