高温による病因作用・やけど編厚恩による病因
温度刺激による病因作用
高温刺激による物 全身に対する高温刺激:熱中症(渇病)
熱中症:昔はえつ病とよんだ。日射病、熱射病、鬱熱症が入る。
高い環境温がもたらした身体の異常を熱射病といい、特に直射日光による物を日射病という。
鬱熱病は環境温とは関係なく、体温の放散が妨げられて起こる物。
症状:高体温による臓器の機能障害、脱水(発汗により血圧の低下)
脱水:大量の発汗、下痢・嘔吐、多尿、発熱時など。
脱水が予想されるときは、水あるいは汗と共にイオンを失うのでスポーツドリンクを1/2程度に薄めて飲むのがよい。
汗をかいたときは飲みたいだけ水分をとりプラス3口を目安にすると良いと言われている。
火傷(やけど) 約45度以下ならば火傷は起こさないと言われている。45度は蛋白質凝固の限界温度。
ろうそくの炎程度の温度なら0.4秒未満なら火傷を起こさないと言われている。
火傷は程度により4段階に分けられる(程度の軽い物から1度)
第1度火傷 紅斑(こうはん)性火傷:局所は発赤、腫脹し灼熱間を覚える。(炎症を起こす)
第2度火傷 水胞性火傷:水膨れが出来る。炎症によりしんしつ液がたまった物。灼熱感から疼痛に変わると言われている。
第3度火傷 焼痂皮(しょうかひ)性火傷:かざぶたが出来る状態。
第4度火傷 炭化性火傷:皮膚や粘膜が炭化する。臓器も損傷することがある。
痂皮(かひ):しんしつ液などが乾燥しかさぶたが出来ること。かさぶたを作りその下で修復作業を行っている。
ケロイド:傷を修復し、感染を防ぐために皮下結合組織が増えすぎた物。ケロイドを作らないためには、傷口を滑らかにし、隙間を作らず圧をかけて治療する。汗腺、皮脂腺は失われる。
真性ケロイド:原因不明だが、腫瘍の範疇に入れる。
水胞性火傷が?/3以上及ぶとショックを起こし死をもたらすことがある。
火傷による死は直接的な物と間接的な物がある。
直接死:火傷死、ショック死
間接死:感染症による死
ショック:有効循環血流量の急激な低下による多臓器不全。
有効循環血流量…酸素や栄養を含み脈管系の中に流れている物。
火傷によるショック死…津質液が血管から染み出すという事は、血液量の急激な低下が起こる。脱水と違うのは、蛋白欠症が起こる。