機械的病因作用
機械的刺激のよる病因作用
機械的刺激による組織に損傷をもたらした物を外傷と呼ぶ。
外傷は大きく創傷(そうしょう)、挫傷(ざしょう)に分ける
創傷:傷口を作る物を創傷を呼ぶ
挫傷:深部の結合組織や筋・骨・内蔵などに損傷をもたらす物。
損傷した組織を挫滅したという。
創傷には、切傷(せっしょう)、刺傷(ししょう)、擦過傷(さっかしょう)、銃傷などがある。
何度も何度も短期間に脳に刺激を加えると脳が裂けてしまう場合がある。これを脳裂傷という。
捻挫:関節が外れかけ、瞬時に正副された物。
脱臼:関節が外れ、自然正副されず外れたままになる。
捻挫・脱臼は、骨折を招くことが多い。
むち打ち損傷:頚椎の椎間関節捻挫、椎体の部分骨折、頚椎の脱臼・骨折など。名前の由来は、頚椎が鞭のような動きをするから。
突き指が捻挫ですめば、動かさず冷やした方がよい。脱臼を起こしたら、筋の作用で骨が引き上げられるので引っ張り戻した方がよい。
褥瘡(じょくそう)、魚の目、たこは弱い機械的刺激を受けて出来る。
褥瘡(床ずれ)は、自分の体重による圧迫で出来る。局所の循環障害により酸素不足・栄養不足により壊死が起こる。ヨーロッパでは、2時間に1度体位変化を起こしふせいでいる。
魚の目・たこは基本的には同じ物である。魚の目は角質層の多いところにでき、たこは角質層の少ないところにできる。
振動による障害
全身性の振動障害:乗り物酔い
局所に作用する物:白蝋(はくろう)病、レイノー病
白蝋病:振動による血行障害で手や足が白くなる。
レイノー病:白蝋病と病理的に同じで、原因不明の一過性の血行障害。
温度刺激の病因作用
高温・低温の刺激、全身・局所の刺激
全身に対する温度刺激(気温・室温)を環境温という。
局所に対しての高温で刺激する物体を灼熱体という。低温で刺激する物体を過冷却体という。