下肢静脈瘤の原因
下肢の静脈瘤は、血液を送る弁の故障が原因となっておきます。 ちなみに、下肢の静脈瘤を英語で、Varix, Varicose vein(s)といいます。 足(下肢)の表在静脈がこぶのように膨らむのが下肢の静脈瘤で、50歳代の女性の半分以上が症状を抱えている。男女比はほぼ2対8で、女性はお産が引き金になることが多い。また、性別に関係なく、立ち仕事をしている人に多い。 下肢の静脈の内壁に備わっている弁は、重力に逆らって心臓の方へ上がっていく静脈血の逆流を防ぐ役目をしている。しかし、長時間(長年)立ち仕事を続けると、弁も疲れ、静脈を流れる血液が逆流を始める。 下肢の静脈には、表面に近いところにある「表在静脈(大伏在静脈、小伏在静脈)」と下肢を流れる静脈血が集まる深部を流れる太い「深部静脈」、そして2つの静脈を継ぐ交通枝などがある。 大伏在静脈‥下肢の内側表面を通る 小伏在静脈‥ふくらはぎの中央の皮下を通る 弁が壊れ逆流を始めると、心臓へ向かって上昇するはずの血液が下に向かい、深部静脈を流れている血液の一部が表在静脈の方へ押し寄せる。姙娠で子宮が大きくなった時でも、下腹部の静脈が圧迫されるため、血液の環流は妨げられ、下肢の静脈内の圧力が上がる。 いずれにしても、血液が下肢の下の部分に滞り始め、静脈もそれにつれて太く拡張する結果、外から肉眼でも分かるこぶとなる。
下肢静脈瘤の予防方法
・寝たまま心臓よりも高い位置に下肢を3〜5分上げ、屈伸や自転車をこぐような柔軟体操を繰り返すと良い。 ・立ち仕事をしていても、合間をみて1時間に1回位は足首を回したり、下肢の屈伸運動をする。できるだけ椅子にこしかけて、血液のうっ滞を防ぐように工夫する。足を投げ出して座るのも良い。 ・便秘がちだとつい力むことが多く、それが遠因になることもあるので、便秘にならないように気をつける。 ・弾性ストッキングは立ち仕事の人や治療で逆流が認めなくなってからもはいている人もいる。 ・夜寝る時、心臓よりも下肢を高い所に置く習慣を作ると、下肢にかかる負担が幾分軽くなる。 ・親や兄弟姉妹に静脈瘤がある人はなりやすい。
足の静脈瘤の治療方法
下肢の静脈瘤の治療は、手術療法や、レーザー治療などがあるようです。 下肢の静脈瘤専門病院の東京血管外科クリニックなどが、血管外科と言うことで、専門医がいるそうです。 最近では、手術のいらないレーザー治療と言うものが治療方法の主役のようで、レーザー治療のメリットとしては、30分程の治療と言うことで、治療時間が短いこと、入院することがなく、レーザー治療後は、すぐに歩いて帰宅が可能のようです。また、痛みも少なくてすむようですね。
以前は、静脈瘤の手術として、ストリッピング手術 が行われていて、血管を物理的に引き抜く治療方法でした。